就活応援サイトのワークネット株式会社/住民税について

雨の季節になりましたね、体調管理やお出かけなどお気を付け下さい。

 

今回は住民税についてです。

住民税とは都道府県や市区町村がおこなう教育や福祉、行政サービスを維持するために必要な経費を分担して支払う税金です。

収入によって額が違うほか、住んでいる地域によっても変わります。

住民税は道府県民税と市町村民税の2つを合わせたもので、その年の1月1日現在の居住地に納税されます。

(2日に引っ越ししたとしても1日の居住地が基準)

前年の1月から12月までの所得に応じて決まります。

所得に応じて決まる「所得割」と一律に課される「均等割り」があり、この2つを合わせて住民税と呼びます。

基本的には住民税の計算方法はどの自治体も同じですが、自治体の規定によって課税される所得額が違ったり、独自の税金が上乗せされたりする事もあります。

会社員の場合は、会社が給与から天引きした住民税を本人に代わって納税します。

これが「特別徴収」です。

一方「普通徴収」は自営業など個人事業主の方が自分で確定申告し納税する方法です。

 

アルバイト・パートの方は収入が103万円まで所得税が課税される事はありません。

住民税は98万円から納税対象になります。

(所得税は国へ、住民税は地域に納める)

 

住民税を節約する方法として広く利用されているのが、ふるさと納税と医療費控除です。

ふるさと納税を利用していろいろな地方自治体に納税する事で、それぞれの特産品を受け取る事ができます。

また、医療費が多くかさんだ年は医療費控除を申告すると、所得税と共に住民税が安くなる事があります。

入院や通院の費用だけでなく、医薬品や介護費用も対象になるので確定申告のためにも領収書は保管しておくようにしましょう。

上手に節税するためにもどのような制度があり、その制度を自分は利用できるのかを調べてみるとよいでしょう。

住民税の仕組みや節約の参考にしていただければ幸いです。

 

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